知的財産ニュース 百度、シリコンバレーに人工知能のR&Dセンター新設

2014年5月17日
出所: 新浪科技

ipshow_BID_5003.html

インターネット検索大手、百度は16日、米国のシリコンバレーに人工知能の研究開発を行うR&Dセンターを設立すると発表した。また、米スタンフォード大学人工知能(AI)研究所の所長、アンドリュー·ヌグ(Andrew Ng)氏を、米国と中国の研究拠点を統括するチーフサイエンティストとして迎え、年内に約200人を雇用することも明らかにした。

R&Dセンターは、同分野の研究で先行する米グーグルの本拠地、サニーベール市に新設され、投資額は3億米ドル。ヌグ氏は人工知能研究の第一人者として知られており、グーグルの人工知能開発センターの設立にも尽力した。

新たな研究開発センターにより、百度は開発能力のさらなる強化を図る。同社は昨年、ウェブページの画像認識や音声認識、機械翻訳などを手がける人工知能研究所を北京に設立した。同社の動きは、中国のインターネット大手が持つ野心と影響の大きさを浮き彫りにしていると、一部有識者が指摘している。

本ページに関するお問合せ

ジェトロ・北京事務所 知的財産部
Tel:(+86)10-6528-2781(日本語可)
E-mail: PCB-IP@jetro.go.jp