知的財産ニュース 中国とEU、独占対策の法執行に関するシンポジウムを開催

2014年3月24日
出所: 工商総局公式サイト

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国家工商行政管理総局と欧州委員会競争総局は3月13~14日、独占対策をめぐる法執行活動の内容と方針を議論するシンポジウムを北京で共催した。

国内31省(直轄市、自治区を含む)工商機関の独占対策部門の関係者が参加したシンポジウムに、欧州連合(EU)からの専門家が、案件調査と証拠収集、調査報告作成、処罰実施などに係る課題について説明を行った。

国家工商行政管理総局と欧州委員会競争総局は2010年から2013年まで、独占協定、市場支配的地位濫用などをテーマとした6回のシンポジウムを開催し、良好な協力関係を築き上げた。双方の協力範囲は政策的、事務的な研究の外、知的財産権と技術譲渡の分野にまで拡大している。

「独占対策分野で豊富な経験を積み重ねたEUに学び、その経験を共有することで国内工商機関の法執行業務を一段と推進したい」と、工商総局·反独占反不正競争執法局の任愛栄局長が語った。

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