知的財産ニュース 農業国際協力に関する知的財産権サービスシステムが運用開始

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中国農業科学院の技術移転センターが開発した「農業国際協力知的財産権サービスプラットフォーム」はこのほど、正式に運用が開始された。主要農業企業と農業関連研究機構の関係者を対象に、農業分野における国内外の最新技術の検索サービスを提供するほか、特定の農業技術の価値についてオンラインで評価する機能も備えた。

中国の農業関連特許の出願·登録件数は少なくないが、技術成果の移転率は低い。技術価値の判断が難しいことが原因の1つとみられる。このため、中国農業科学院技術移転センターは2012年から同システムの開発に着手した。2年にわたる努力の結果、ネットワーク化、商業化、開放性を一体化させたサービスプラットフォームの構築に成功した。

農業技術評価の外、同システムに農業科学技術資源データベース、オンライン展示、コンサルタントサービスの機能も含まれる。