知的財産ニュース 中国市場で商標権問題を解決したテスラ、モデルSを販売へ

2014年1月27日
出所: 人民網

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米電気自動車(EV)メーカー、テスラ·モーターズは先日、同社の中国市場進出を妨げていた商標問題が無事解決したため、中国でモデルSの販売を開始すると表明した。

テスラ中国副総裁のVeronica Wu氏によれば、テスラは中国で商標TESLAを使用して販売することが可能になった。同社の製品を今年夏から中国市場に納品し、年末までに中国で10~12店舗をオープンすると表明した。

中国でのモデルSの販売価格は73万4000元から。テスラの共同創業者、イーロン·マスク最高経営責任者(CEO)によれば、「モデルS」の中国での販売台数は来年にも米国並みの水準に達する見通し。世界最大の自動車市場である中国の需要増に伴い、いずれは現地の工場が必要になるとみている。

テスラは2013年第一四半期に、中国進出を正式発表し、北京に展示場をオープンした。Veronica Wu氏によれば、登録商標の問題はテスラの中国進出の最大の妨げになっていたが、無事解決できた。しかし、解決方法の詳細についてはノーコメントだった。

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