知的財産ニュース 重慶市、行政処罰の自由裁量権に関する規定を修正

2014年1月16日
出所: 中国工商報

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重慶市工商局は先日、行政処罰における自由裁量権の濫用や、裁量の不公正·不適当が起きないように、「行政処罰裁量権の適用に関する規則」の改正を行った。行政処罰自由裁量権の適用範囲、基準、尺度等を明確にした。

改正後の「規定」は全27条から成り、1. 行政処罰裁量権の概念、2. 基本原則、3. 四つの裁量基準(処罰しない、軽罰、処罰の軽減、重罰)のそれぞれの情状、4. 複数の違法行為を含む、又は1つの違法行為が複数の法律に違反した事件の処罰、5. 処罰裁量の審査、許可、監視手続――などを明らかにした。

市工商局の責任者によると、同局は今後、改正「規則」に基づいて処罰基準の修訂を進み、法律制度の更なる整備で市場の秩序と市民の権益の保護に努めることとしている。

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