知的財産ニュース 深セン市中級法院、外国権利者に係る知的財産権訴訟は10年間3倍増

2014年2月7日
出所: 深セン特区報

ipshow_BID_4639.html

深セン市中級人民法院(裁判所)が昨年審理した、外国権利者に係った知的財産権訴訟は73件だった。2003年は17件で、10年間で3倍も増えた。この中、外国企業が原告の訴訟は11件から45件に増加した。

深セン市中級法院の知的財産権法廷は昨年、各種類訴訟2098件を新たに受理し、2114件を結審した。外国企業が提起した45件の訴訟に、深セン市以外の都市を管轄地とすることができる訴訟は20件あった。ますます多くの外国企業が知的財産権訴訟を起こす時、深セン市中級法院を選ぶようになっている。

深セン市中級法院を選ぶ理由について、「裁判所は権利保護を重視し、客観的で公正な裁判ができる」とマイクロソフト社の代理人弁護士が語る。同社は近年、深セン市で複数のソフトウェア著作権侵害訴訟を起こしている。一方、同裁判所の関係者は、進んだ市場経済と高度な国際化環境も外国権利者が深センを選んだ理由の1つだとしている。

本ページに関するお問合せ

ジェトロ・北京事務所 知的財産部
Tel:(+86)10-6528-2781(日本語可)
E-mail: PCB-IP@jetro.go.jp