知的財産ニュース 上海市、最高人民法院に知的財産権裁判所設立を申請

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上海市は、最高人民法院（最高裁）に知的財産権裁判所の設立を申請した。4月23日上海裁判所が知的財産権司法保護をテーマに開いた記者会見でわかった。記者会見ではまた、上海市の2013年知的財産権裁判白書と知的財産権司法保護10大事例が発表された。

会見に出席した上海高級人民法院の呉偕林·副院長が、「上海で知的財産権裁判所を設立するか」との質問に対し、中国共産党の第18期中央委員会第3回全体会議で採択された「決定」に掲げられた方針を踏まえて、上海市はすでに最高裁に知的財産権裁判所の設立を申請したと答えた。

呉副院長はまた、2020年までにアジア太平洋地域の知的財産権中心地を目指す上海市は、人材、裁判体制などの面で一定の優位性を有し、知的財産権裁判所を設立するための要件と基盤を備えているとの認識を示した。