知的財産ニュース 第4回中米知的財産権交流イベント、ワシントンで開催

ipshow_BID_5294.html

12日、アメリカのワシントンで「2014中国知的財産権海外交流イベント」が開催された。中国の知的財産権制度と保護成果をPRし、知的財産権分野の国際協力を促すために、中国商務部は2011年から海外において「知的財産権交流イベント」を毎年催してきた。今年は4回目の開催となる。

中国側からは最高人民検察院、商務部、税関総署、工商総局、質検総局、知識産権局、著作権局などの政府代表と、企業や研究機構からの代表が一堂に集まり、知的財産権に係わる具体的な問題と協力事業について意見交流を行った。

駐アメリカ中国大使館の陳福利参事官（知的財産権担当）は開幕式で、中国の知的財産権保護状況について紹介した。陳参事官によれば、近年来、中国政府は立法と司法の面からの一連の改革を進めてきた。今年は著作権法と商標法の改正を進めたと同時に、北京·上海·広州で知的財産裁判所を設置する方針も明らかになった。知的財産権は終始、中国とアメリカの経済貿易関係における重要な課題で、中国は平等、尊重、開放的かつ誠実にアメリカを含む他の国や地域と知的財産権分野での協力を積極的に強化し、技術の革新と発展を共に促進していく姿勢を表明した。