知的財産ニュース 科技部と工業情報化部、3Dプリンター産業への支援策を検討中
2014年3月20日
出所: 京華時報
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中国の科学技術部(MOST)と工業情報化部(MIIT)は、3Dプリンターに関連する調査研究を実施しており、2014年末に関連奨励策を公表することがわかった。京華時報が伝えた。
中国の3Dプリンターの市場規模は、2012年が約10億人民元だった。2013年は20億元に迫り、2014年は倍増し、2015年は80億元~100億元に、2016年は100億元以上に達する見通しだという。中国政府は3Dプリンター産業を重点研究分野としており、支援策により成長を後押ししていく方針を明らかにした。
中国3Dプリンティング技術産業アライアンスの執行理事長の羅軍氏によると、3Dプリンティング技術はまだ滑り出し段階にあり、今後3年~5年は非常に重要な発展期を迎える。アライアンス企業も地方政府と3Dプリンターの学校への普及で提携し、2年間で2000台のデスクトップ型と100台の工業用機械を調達する構えである。また、2014年末に初の3Dプリンター研究院の創立に向けて、大学側と立地場所などを協議しているという。
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