知的財産ニュース 万鋼科学技術部長：今年は引き続き基礎研究とハイテク技術の発展に取り組む

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中国科学技術部の万鋼部長が1月9日、北京で開かれた2014年全国科学技術活動会議で、中国は今年、引き続き民生に関わる基礎研究と戦略的ハイテク技術を強化し、イノベーション力の向上に取り組む方針を明らかにした。

万部長は会議で業務報告を行い、2013年の科学技術業務を全面的に総括し、2014年の科学技術の重点任務を指示した。万部長によれば、2013年、中国の科学技術恵民計画は著しい成果を収め、地方や企業、関連機構から65億3500万元の投資を募り、470以上の技術を普及させ、5100万人に恩恵をもたらした。2014年の重点任務について、万部長は引き続き科学技術の利益を国民にもたらし、科学技術革新成果の国民への貢献度を高める方針を示した。地域革新能力を強化し、人材発展メカニズムを改善し、科学技術人材の革新の積極性を最大限に引き出し、科学技術の開放と協力を拡大し、世界的な視野で科学技術の革新を推進することにしている。

具体的には国民の健康促進や慢性病の予防とコントロールを促す国家臨床医学研究センターの建設や、『人類遺伝子資源管理条例』の立法、安全生産の強化、食品安全、自然災害モニタリングと予報技術や設備の研究開発などが挙げられる。そのほか省エネと、廃棄物の排出削減に関する専門プロジェクトへの取り組み、クリーンエネルギーや資源の開発利用の効率化、クリーン生産技術の開発など、環境に優しい資源節約型社会の構築が急がれる。