知的財産ニュース 「集積回路産業発展推進綱要」発表、知的財産権保護強化などを強調

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国務院はこのほど発表した「国家集積回路産業発展推進綱要」で、集積回路（IC）に関連する知的財産権の運用、保護を強化し、国家重大プロジェクトの知的財産権リスク管理体制を構築し、知的財産権戦略連盟の結成を奨励し、知的財産権に関する直接融資、資産管理制度の確立を積極的に検討する方針を明らかにした。

「綱要」は集積回路産業の発展推進に向けて、技術イノベーションと制度刷新を強調した。また、2015年までに産業発展に相応しい管理·政策決定体制を確立し、2030年までに集積回路産業の主要分野で世界先進レベルに達するなどの目標を掲げている。

中国では近年、集積回路配置設計図の登録出願件数が急増しており、2010年から年間出願件数が1000件の大台を突破している。昨年の産業全体の売上高が2693億元に達し、前年より7.9％増え、増加幅は前年比2.9ポイント上昇した。