知的財産ニュース 李克強総理、知的財産権保護の重要性を指摘=グローバル・リサーチ・カウンシル

2014年5月28日
出所: 国家知識産権戦略網

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国務院の李克強総理は27日、北京の人民大会堂で開催された「グローバル·リサーチ·カウンシル(GRC: Global Research Council)2014年北京会合」の開幕式で講演する際に、科学の開放と知的財産権保護の重要性を指摘した。

「科学知識の開放的な獲得と若い科学人材の養成」をテーマとした今回の会合に、李総理は中国政府を代表して祝賀の意を表した後、科学技術分野での国際的な交流と協力を更に拡大し、知識·技術·人材などの世界的な交流を奨励する中国政府の方針を説明した。

李総理は、科学の開放は知的財産権の保護と大いに関わると指摘し、さらに、良好な法的環境の整備に取り組み、開発者にあるべき栄誉と収益を与え、イノベーションの原動力や潜在力、起業の活力を喚起する必要性を強調した。また、中国政府は基礎研究と応用研究の共同発展に力を入れ、科学技術の成果を現実の生産力に転換させ、新たな雇用機会を創出することを重視すると表明した。

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