知的財産ニュース 公安部、年初以来、知財権侵害犯罪を1万4千件摘発

2014年9月22日
出所: 新華網

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公安部は今年、知的財産権の侵害品や粗悪品などの製造販売に関する犯罪事件1万4000件あまりを摘発した。身柄を拘束した容疑者は1万8千人に上る。このほど、北京で行われた公安部記者会見で明らかになった。

公安部の紹介によると、現在、知的財産侵害の手口は巧妙で、発見が難しく、専門化·組織化されており、特に国際的犯罪が目立っている。こういった犯罪の特徴を踏まえて、公安部は地域間の共同摘発を繰り返し実施し、累計摘発件数は12万7千件に上った。13年以降に各地の公安機関を指揮して壊滅させた知財権侵害犯罪のアジトや販売ネットワークは1400を超えた。そのうち、米スポーツ用品「ナイキ」、「アディダス」の偽ブランド品事件、日本NSKとスウェーデンSKFを含めた偽ベアリング事件など、社会に与える損害が非常に大きい一連の事件の調査摘発が速やかに行われ、企業の合法的な権利保護が強化され、また多くの消費者の利益が着実に保護された。

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