知的財産ニュース 第一四半期、上海税関で知的財産権事件111件摘発、総額830万元

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上海税関の統計によると、同税関は今年第一四半期、知的財産権関連事件111件を摘発し、総額830万元に上る権利侵害商品193万点を差し押さえた。

上海市税関は今年4月、国務院と税関総署の要求に基づき、知的財産権に関する行政処罰事件の情報を公式サイトで公表することを決定した。これにより、一般手続を適用して処理された知的財産権行政処罰事件の関連情報は、処罰決定が下された20営業日以内に、上海税関HPの「税関知的財産権行政処罰事件情報公開」サイトで一般公開されるようになった。

税関法規処の徐楓·副処長はまた、上海市税関は「上海市公共信用情報サービスプラットフォーム」の企業信用データバンクに、税関の摘発した権利侵害·模倣業者の関連情報を収める方針であると明らかにした。「信用喪失企業となった場合、至る所で制限を受ける状態にし、企業の信用喪失に伴うコストを増やすことで、企業が法律を守って経営し、社会信用体系の構築を推し進めるとともに、市民の『知る権利』をしっかりと守る」と、徐副処長が語った。