知的財産ニュース 話題の「慶豊包子」も模倣品取締へ、「両会」代表が食べていたのも「ニセモノ」?

2014年2月19日
出所: 中国新聞網

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最近中国で話題の肉まん「慶豊包子」がこのほど、ニセモノと戦い、自社の商標権を保護していく姿勢を示した。

昨年末、中国指導者の習近平国家主席が庶民の店である包子(肉まん)チェーン店「慶豊包子舗」を訪れ、自ら列に並んで注文し、食べたことで注目を集めた。そのおかげで「慶豊包子」は大売れ、特に習主席が食べていた店はいつも長蛇の列ができている。

一方、中国各地では、「慶豊包子」の名を語るニセモノも出始めた。この時期、3月の「両会」、全国人民代表大会(全人代)と中国人民政治協商会議(政協)を前に、地方「両会」が開かれているが、江蘇省では省人代や省政協の委員らのために用意した肉まんの「主席定食」も北京の本店が作ったものではなく、「慶豊包子舗」は商標権の侵害だと主張している。

「慶豊包子舗」本店は、これまで北京市の180の支店、河北省の3つの支店のほか、全国いずれの地方にも支店を出しておらず、ほかの地域での「慶豊包子」の販売に対しては法的手段を持って強固に対応するとの姿勢を強調した。

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