知的財産ニュース 上半期の対米投資が290%増、日本への投資が9.1%減

2013年7月17日
出所: 中国新聞網

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今年上半期、中国の対外投資は軒並み好調だった。北アメリカ、欧州、オセアニア、ラテンアメリカ、アフリカへの投資額は何れも50%以上増加し、特に対米投資は290%と大幅に増えた。一方、日本への投資額が前年より9.1%減少した。商務部が17日の記者会見で発表した。

今年1~6月、中国国内の投資者は世界144国·地域の企業2912社に直接投資を行い、非金融分野の投資額は前年同期比29%増の456億ドルに達している。各大州への投資額の増加幅はそれぞれ、北アメリカが172%、オセアニアが83%、アフリカが71%、ラテンアメリカが56%、欧州が56%となっている。対米投資が290%増加したほか、対オーストラリアが93%増、対EUが56%増と急成長を実現。日本の対中国投資が14.37%増加した一方、中国の対日本投資が9.1%減だった。

日本への投資減少の原因について、商務部の沈丹陽報道官は、日本の経済状況や投資環境の影響を受けたものと分析。また、下半期の対外投資の動きについて、引き続き快速に増加する勢いを維持するだろうとの見方を示した。

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