知的財産ニュース 昨年の文化関連製品の輸出が217億米ドル、16.3％増

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中国の昨年の文化関連製品の輸出額は217億3千万米ドルで、前年より16.3％増加した。税関総署の関係者への取材で分かった。

中南米、東南アジア諸国連合（ASEAN）、アフリカなどの新興市場への輸出が急増した。このうち、中南米への輸出額が72.2％増の17億2千万ドル、ASEANへの輸出が120％増の15億4千万ドル、アフリカへの輸出が120％増の13億6千万ドルとなっている。

地域別にみると、広東省、浙江省、福建省が輸出額上位3省で、重慶市と江蘇省が大幅に増加した。製品の内訳をみると、視覚芸術（ビジュアルアート）製品が142億1千万ドルで前年より52.5％増加し、文化製品輸出額全体の65.4％を占めたほか、印刷類製品が28億5千万ドルで同7.1％増加し、視聴覚メディア製品が28億4千万ドルで同44.2％減少し、楽器が14億9千万ドルで同6.6％増加した。