知的財産ニュース 出版物著作権貿易の輸入輸出比、1.9:1に縮小する見通し

2013年6月28日
出所: 中国知識産権資訊網

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赤字が続いている中国の出版物著作権貿易は改善の傾向を見せている。10年前に輸入額と輸出額の比率が15:1だったが、2011年は2.1:1に下がった。2012年にさらに1.9:1にまで縮小する見通し。6月28日に開かれた著作権輸出統計活動の推進会で、国家新聞出版広電総局の関係者が明らかにした。

数の構造に改善が見られるとともに、質も向上しつつある。先進国への輸出は10年間で82倍増。この中、北京市の著作権輸出は力強い成長を維持し、昨年に図書3623件、録音85件、録画39件、電子出版物73件、テレビ番組289件、その他1件、計4110件の著作権を輸出し、前年より23%増えた。輸出総額が約9500万元に達している。

このほか、著作権輸出の対象は以前の図書、雑誌から新聞紙、録音録画、デジタル著作権など多くの分野に拡大していることがわかった。

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