知的財産ニュース 広州市の研究開発投入強度、6大都市の末席に

2013年8月22日
出所: 南方網

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広州大学の広州発展研究院が21日発表した「2013科学技術と情報化発展報告」によると、広州市の科学技術と情報化発展の各指標が国内主要都市より立ち後れていることが分かった。特に研究開発への投入が主要6都市の中で末席にあった。

同報告書は、イノベーション型都市を建設するには、研究開発投入強度(社会全体の研究開発費の対域内総生産比)は2%以上に達するべきであるとし、広州市は2.26%でこの基準をクリアしたが、北京(5.79%)、上海(3.16%)、天津(2.7%)、深セン(3.81%)、蘇州(2.6%)を下回っている。金額にしても深セン市の華為技術1社の研究開発費(300.9億元)に相当するもので、6都市の中で最も低い水準だった。

広州市の昨年の三種類権利における特許登録件数の比率は17.2%で、前年よりやや増加したが、北京(39.9%)、上海(22.1%)、深セン(27%)に比べて格差の縮小はみられなかった。また、昨年の国内企業特許登録件数ランキングのトップ3社はいずれも深セン市企業で、3社合計で6563件に達し、広州市が保有する特許登録件数の1.5倍に相当するという。

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