知的財産ニュース 広東省、昨年の研究開発費の対GDP比が2.1％、北京と上海を遥かに下回る

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広東省の2012年の研究開発費（R&D 支出）の対GDP比が2.1％で、国際標準の2％を上回ったが、「珠江デルタ地区改革発展計画綱要（2008−2020年）」に掲げられた2.5％の目標にはまだ達していない。広東省政治協商会議の研究班が26日に発表した「広東のイノベーション経済の発展に関する調査研究報告」で明らかになった。

対GDP比が2.1％に達することで、広東省がイノベーションで発展を駆動する段階に突入したことが示された。一方、北京や上海など、他の地域に比べてまだ格差がある。2011年の研究開発費の対GDP比で北京が5.76％、上海が3.11％、天津が2.63％、江蘇が2.17％となっている。

報告書では2011年発布の「広東省自主的イノベーション促進条例」の徹底推進のほか、イノベーション公共サービスプラットフォームの整備や法制·政務環境の改善などを提案している。