知的財産ニュース 国内ブランド企業の輸出が継続的増加、約4割に=商務部調査

2013年12月26日
出所: 中国網

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商務部と関連部門が近年実施した一連の促進策で、「メイドインチャイナ」(中国製造)ブランドの海外での認知度と輸出に占める独自ブランドの割合が、いずれも大幅に上昇したことがわかった。企業630社を対象に商務部が実施したアンケート調査結果が明らかにした。国内ブランドの輸出利益率は平均12.4%に達し、国際的に有名なブランドの数も増えている。

調査によると、2011年に全国の輸出企業の1%にも満たない輸出ブランド企業2551社は5%の商品を輸出した。今年の第113回広州交易会でブランド企業の成約額は一般企業の5.8倍の129億2000万ドルに達した。

輸出総額におけるブランド商品の比率も増加を続けている。調査を受けた630社に自主的ブランドを有する企業は7割を超え、自主的ブランドの輸出額が全体の39.7%に達した。この中、合弁企業による輸出額は全体の61.4%を占める。自主的ブランドの輸出力が著しく向上したことが伺えた。

また、国際市場で名の知られた中国ブランドも徐々に増えている。世界ブランドラボラトリー(World Brand Lab)が2004年発表した世界ブランドベスト500に中国企業はハイアール1社だけだったが、2012年は23ブランドに拡大し、5番目に多い国家となった。また、市場コンサルティング会社のミルウォード·ブラウン(Millward Brown)が発表した世界で最も価値あるブランド「BrandZ Top 100」の2012年度版に中国企業13社が選ばれた。

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