知的財産ニュース 商標代理機構が1万7000社に、10年前の20倍

2013年6月17日
出所: 中財網

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中国は2003年に商標代理機構と代理人の資格審査制度が廃止されてから、代理機構の数が急増し、現在は商標代理制度を導入した1990年代の20倍にあたる1万7000社に達している。大連で開催中の「2013年中国国際商標ブランドフェスティバル」で分かった。

国家工商行政管理総局·商標局の商標審査質量管理処の張万新·副処長によると、商標代理機構の中、一般代理機構が9000社、法律事務所が8000社となっている。地域別に見れば広東省が2400社で最も多く、続いて北京、浙江、上海、江蘇の順となっており、代理機構の数と地域の経済発展、ブランドの活躍度とは正比例することがうかがえる。

商標代理機構を通じて提出された商標登録出願は毎年、150万件に達し、総出願件数の90%を超える。一方、サービスの質は全体的に見れば、従業者の資質不足や悪質な競争、詐欺、先取り登録などの問題が多く見られ、「満足のいくもの」とは言えないことも指摘されている。

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