知的財産ニュース 米国税関、模倣品押収に大忙し、72%は中国大陸から

2013年2月22日
出所: 網易新聞

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米国税関はこのほど、昨年1年間の模倣品摘発状況をまとめた報告書を発表した。2012年に輸入模倣品を2万2848回摘発し、摘発回数が前年よりやや下降したものの、摘発総額が12億6000万ドルで、前年より1億ドル以上増加した。

中国大陸からの模倣品が72%、9億ドル以上だった。これらの模倣品は1万528回で摘発されたもので、およそ1時間に1回の割合となっている。香港からの模倣品を含めると、中国製模倣品は全体の84%を占めた。一方、中国以外の国からの模倣品は何れも1%以下であるため、中国製模倣品と米国税関の「一騎打ち」だと言っても過言ではない。

摘発された模倣品は主にブランドバッグ、アパレル、靴、アクセサリー、海賊版光ディスクなどの付加価値の高いものだった。また、消費者の健康、安全を脅かすニセ薬が4600万ドルに上っている。

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