知的財産ニュース 世界スマホ出荷台数トップ10、中国ブランドが半分を占め──IDC調査

2013年4月12日
出所: 広州日報

ipshow_BID_3464.html

IT市場調査会社の米国IDCが11日に発表した世界のスマホ市場調査では、中国は成長が目覚ましく、出荷台数のメーカー別シェアのトップ10のうち、中国企業5社(中興、華為、酷派、レノボ、台湾のHTC)がランクインした。中国市場の成長は今後も続き、2013年の出荷台数は3億120万台とIDCは予測している。

昨年第4四半期の世界スマートフォン出荷台数は、サムスンが29%、アップルが21%のシェアを占めたが、中国携帯電話ブランドも世界トップ10のうち半数を占めた。中興(ZTE)、華為(ファーウェイ)、酷派(CoolPad)、レノボの4社のシェアは合わせて16%に達し、台湾のHTCもトップ10入りを果たし、中国5大ブランドが入選した。そのうち酷派は3%の市場シェアで、初めてトップ10入りした。

IDCのデータによると、上述したトップ10の販売台数は、世界スマートフォン市場の80%のシェアを占めており、10位以内に入らなかった数多くのブランドのシェアは20%未満となった。各ブランド間の競争も熾烈で、3ー10位の市場シェアの開きは1.6%のみとなった。

本ページに関するお問合せ

ジェトロ・北京事務所 知的財産部
Tel:(+86)10-6528-2781(日本語可)
E-mail: PCB-IP@jetro.go.jp