知的財産ニュース 半導体市場規模が1512億ドルに、世界市場シェア47％

ipshow_BID_3365.html

中国半導体市場は2012年の消費額が1512億ドルに達し、前年より14.6％増えた。世界半導体市場に占める割合は2011年に47％に達した。プライスウォーターハウスクーパースが3月13日に発表した中国半導体市場に関する報告書で明らかになった。

報告書によると、中国の半導体市場消費額は、2001年から2011年の10年間に年間24％の伸び率で急成長してきた。世界半導体市場に占める割合は2003年の19％から、2011年に47％となっている。主にはスマートフォンとタブレットPC製品の成長に後押しされたと見られる。

世界市場を上回る急成長の背景に、各国の電子設備·製品生産が中国に移転されつつあることがあった。中国の生産した電子設備·製品は世界の3分の1となている。さらに、この中に25％が半導体部品で、電子設備に占める半導体部品の比重から見れば、世界の平均水準20％を上回っている。

2012年の半導体市場消費額は2010年比14.6%増の1512億ドル。成長率は鈍化傾向を示しているものの、今後5年間は引き続き増加を維持することができると分析されている。