知的財産ニュース 昨年の研究開発費支出がGDPの2％を占め、企業からの支出が74％以上

ipshow_BID_3208.html

中国の昨年の研究開発費（R＆D支出）は1兆元以上になり、対GDP（国内総生産）比が2％に達し、企業による支出が全体の74％を占めることが見込まれる。19日に北京で開かれた2013年全国科技活動会議に出席した、科学技術部の万鋼部長が明らかにした。

万部長はまた、昨年に中国の研究開発者が320万人に、特許登録件数が前年より26.2％増の21万7千件に達し、通年の技術契約成約額が6000億元を、ハイテク産業の総生産高が10兆元を超えるとの速報値を説明した。

多次元、専門化、情報化を目指す農村における新しい科技サービス体系の整備にも目覚ましい進展が見られる。昨年に全国で24万人の技術者が技術支援のために農村に派遣され、農民5700万人が恩恵を受けた。

万部長によると、過去5年間に中国の科学技術が急速に発展し、イノベーション能力が大幅に向上した結果、経済成長に対する科学技術進歩の貢献率が2008年の48.8％から2011年の51.7％にまで上昇し、イノベーション型国家の建設で目覚ましい成果を上げた。