知的財産ニュース 商務部：6月の外資利用増加幅が26ヶ月ぶりの高水準

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中国の外資利用増加幅は今年6月、20.12％に達し、26か月ぶりの高水準を記録した。商務部が25日発表した。同部関係者は、外資利用の情勢がすでに好調に転じたことを意味しないとし、今後は投資環境を改善し、ハイ·テクノロジー、ハイエンド制造業への投資誘致に力を入れる方針だと表明した。

商務部のデータによると、6月の実質外資利用額は前年同期比20.12%増え、5月の0.3%足らずの上げ幅と比較して、跳ね上がるような増加勢いを示した。しかし、商務省の瀋丹陽報道官は、これは外資利用の情勢がすでに好調に転じたことを意味しないと指摘し、「今、中国へ投資する外資企業の規模は年々拡大しており、投資の分野は製造業からサービス業にシフトしている。重要なのは、外資系企業の規模と投資額が過去に比べて高まっていることだ」とコメントした。

今年の上半期、全国で新たに認可された外資系企業は1万630社で、昨年同期に比べ9.18％の低下となったが、実績ベースの外資利用額は4.9%増加した。