知的財産ニュース イノベーション上位100社に中興通訊がランクイン、年間開発費が14億ドル

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経営コンサルティング会社、ブース·アンド·カンパニーが先月末に発表した「2013年グローバル·イノベーション1000社」によると、中国企業の中に中国石油と中興通訊が世界のイノベーション上位100社に入った。中国石油は昨年の上位100入りした唯一の中国企業で、今年は中興通訊が13億9900万ドルの研究開発費で上位100入りした中国初の民間企業となった。

2012年データに基づいて作成された同報告書の世界イノベーション1000社に、中国企業75社がランクイン。企業の発展に寄与する研究開発、イノベーションの位置付けをますます重視するようになっている中国企業の姿勢が伺える。一方、世界金融危機の影響を受け、中国の研究開発費の伸び幅は外の地域を明らかに上回っているものの、昨年は過去5年間で2番目に低い伸び幅だった。

中興通訊は28年前の設立以来、毎年営業収入の10％を研究開発費に投入し、過去4年の研究開発費が300億元に達している。同社は昨年、コア技術開発への投資を拡大し、研究開発費の伸び幅が前年比4％増となっている。同社は現在、世界各国でおよそ5万件の特許を出願しており、このうちの1万4000件が登録された。