知的財産ニュース 華為、昨年の研究開発費が301億元、売上高の13.7％相当

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通信機器大手の華為が8日公開した年次報告書で、2012年に同社は年間売上高の13.7％相当の301億人民元を研究開発費（R＆D支出）に充て、過去10年の総研究開発費が1300億人民元を超えたことがわかった。

華為の昨年の連結売上高は2202億人民元。利益は前年より24.5％増の153億8000万人民元。研究開発への支出は研究費13億人民元を含めた301億人民元で、売上高の13.7％を占める。また、製品とソリューションプランの研究開発に携わる研究者が総社員数の45％に当たる7万人余で、国内とドイツ、スウェーデン、米国、フランス、イタリア、ロシア、インドで16の研究所を抱えている。

昨年末までに華為は国内で特許など4万1948件を出願したほか、PCT国際特許出願が1万2453件、外国での特許出願が1万4494件に達している。総登録件数は累計で3万240件。このほか、華為は3GPPとIETF、IEEE、ITU、BBF、ETSI、ATIS、TMF、WFA、CCSAOMAを含めた150以上の業界標準組織に加盟している。