知的財産ニュース 華晨BMW、国内向け限定版車種の研究開発を強化

2013年6月24日
出所: 網通社

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華晨汽車とBMWの合弁会社、華晨BMWは今年1~5月、前年同期比71.8%増の8万7600台を販売した。販売台数の急増に伴い、車種の本土化に関する研究開発も進んでいる。華晨BMWの関係者によると、同社はこのほど発表した500台限定版の「5シリーズLi卓楽」に続き、今後は中国消費者を対象により多くの限定版車種を開発する方針だ。

華晨BMWがこのほど発表した「5シリーズLi卓楽」は現有の「5シリーズ」を土台に研究開発したもので、国内500台限定で販売される。BMWが中国市場に進出して以来初の限定販売となる。

「5シリーズLi卓楽」を開発したのはBMW(中国)サービス有限公司。2011年に設立された同社は、中国市場の本土化に向けた研究開発と部品の仕入れを担当する。研究開発能力の向上につれ、同社はより多くの国内消費者向けの限定版車種を開発することとしている。

アウディやメルセデス·ベンツが今年に国内でそれぞれ研究開発センターを設立し、本土化の推進を強化している中、今回の限定版発表はBMWが車種の個性化を重視する方針に転じている表れだと有識者が指摘している。

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