知的財産ニュース 上海GM、13億ドル投資でキャデラックの新工場を起工、研究開発施設を含む

ipshow_BID_3741.html

米国の自動車大手のゼネラルモーターズ（GM）の中国合弁会社、上海通用汽車（上海GM）は6月19日、中国上海市において、キャデラックの新工場及び自動車技術センターの起工式を実施した。

この新工場は、GMの高級車ブランド、キャデラックを生産するのが目的。上海GMは新工場の建設に、研究開発施設を含めて、13億ドルを投資する予定。新工場稼働時には、年産16万台を見込む。「キャデラック工場·パンアジア自動車技術センターの建設は、上海GMの研究開発力と製造水準を一段と高め、上海GMが高級車戦略を徹底して実施するために不可欠である」と、上海GMの葉永明総経理はコメントした。

新工場では、車体のプレス加工現場、塗装現場、最終組み立て現場、高速度試運転用道路などを備え、世界でも最先端のオートメーションシステムを導入する予定。

キャデラックは2015年までに、中国新車販売を年間10万台へ引き上げる計画。2020年までには、中国高級車市場で10％のシェア獲得を狙う。