知的財産ニュース 江蘇省、多国籍企業との研究開発協力、技術移転促進に注力

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江蘇省は近年、70数カ国·地域と科学技術協力関係を築き上げている。ますます多くの多国籍企業とその研究開発センターは研究開発、技術移転の優先協力地域に江蘇省を選ぶようになる。このほど江蘇鐘山国際知的財産権及び技術移転センターの設立式典に合わせて開催されたフォーラムでわかった。

フォーラムに出席したバイエルン化学工業クラスターの代表が語る。「数年前から中国に来て交流·協力を展開してきたが、江蘇省を最初に選ばなかったことに後悔している」。

省科学技術イノベーション協会と省科学技術庁の関係責任者によると、江蘇省は米国特許商標庁（USPTO）と協力協定を締結した国内初の地方政府。優れた政策環境作り、国際的な産学研協力の推進に注力している江蘇省内の各地で、様々な国際企業インキュベーター、産業基地、研究開発基金が設けられており、魅力的な知的財産権保護体系が整備されている。

昨年にオックスフォード大学常州技術移転センターで３つの協力プロジェクトが成約し、中英科技橋技術移転センターと中英科技橋専門資金のサポートで10数件の工業研究開発プロジェクトが実施されたなど、目覚ましい成果が上がっている。