知的財産ニュース シノプシス、武漢市で研究開発センターを設立

2013年5月23日
出所: 新華網

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電子系設計ソフトウエア(EDAツール)業界におけるビッグ3の1つである、シノプシス(Synopsys)が湖北省武漢市で設立した、国内2つ目の研究開発センターはこのほど、銘板除幕式を行い、正式運用を開始した。

武漢市は国の光電子情報産業基地として、チップ設計から製造、カプセル化までの産業チェーンをほぼ整備したが、高性能、主流製品の研究開発能力はまだ不足。シノプシス研究開発センターの入居でハイエンド半導体産業の受け皿を目指す武漢市はチャンスを迎える。

同研究開発センターは今後3年で敷地面積3万平方メートル、研究者1000人を抱える研究開発基地を目指す。2015年に生産高が1億7000万元に達する見込み。研究開発センターとともに、2万平方メートルのIC設計産業センターと集積回路設計ソフトウエア研修基地も建設されるという。

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