知的財産ニュース 中国のR&D支出が1兆元の大台に、世界3番目に多い

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中国の昨年の研究開発費（R&D支出）総額は初めて1兆元の大台に乗り、世界で3番目に多い1兆298億4000万元に達した。国家統計局と科学技術部、財政部が26日発表した統計公報で明らかになった。

3部門が2012年の全国のR&D支出についてまとめたデータによると、昨年、全国のR&D支出は前年比1611億4000万元、18.5％増加した。R&D支出の対GDP（国内総生産）比は前年を0.14ポイント上回る1.98％に達し、研究者1人当り平均の経費は1万6000元増の31万7000元だった。

この中、政府による支出は2221億4000万元で、前年より18％増え、全体に占める比率は前年と横ばいの18％だった。企業のR&D支出は19.2％増の7842億2000万に達し、全体の76.2％を占める。一定規模以上（国有企業または年間売上高が500万元以上の非国有企業）のハイテク工業企業のR&D支出は1733億8000万元で、前年より20.3％増加した。