知的財産ニュース 米アムジェン、上海科技大学と提携、初の研究開発センターを設立

2013年9月25日
出所: 毎経網

ipshow_BID_4158.html

米バイオテクノロジー会社、アムジェンと上海科技大学は先月25日、アムジェン中国研究開発センターを共同設立すると発表した。アムジェンが中国で設立する初の研究開発センターとなる。来年にも全面稼働する見通し。

アムジェンと上海科技大学は戦略的協力パートナーシップ了解覚書を締結し、中国におけるバイオ製薬や橋渡し研究(トランスレーショナルリサーチ)を共同で進めることに合意した。覚書によると、アムジェン研究開発センターは上海科技大学の2大生命科学研究所である「免疫科学研究所」と「iHuman研究所」と同じビルに設置される予定。

アムジェン中国研究開発部門の張明強·総裁は、「上海科技大学の生命科学研究所と同じ建物内にあることには大きなメリットがある」と語り、今後は実験室を共有し一部の研究プロジェクトで手を携えると説明した。

アムジェンとしては、今年5月浙江貝達薬業との合弁会社設立に続くもう一つの大きな動き。「アムジェンは中国事業の成長を非常に重視しており、今回の研究開発センター設立はその重要な一歩だ」と同社研究開発部門の執行副社長、Sean E. Harper氏が表明した。

本ページに関するお問合せ

ジェトロ・北京事務所 知的財産部
Tel:(+86)10-6528-2781(日本語可)
E-mail: PCB-IP@jetro.go.jp