知的財産ニュース トヨタ、ハイブリッドテクノロジー現地化への研究・開発を加速

2013年4月22日
出所: 中国青年報

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トヨタ中国の董長征執行副総経理は先日上海で開かれた第15回国際モーターショーで演説を行い、トヨタがハイブリッドテクノロジーの現地化を加速させ、中国事業に拍車をかける決意を示した。

トヨタは上海モーターショーで、中国の消費者のために開発した新型「VIOS」と「YARIS」を世界初公開した。研究·開発段階において、50以上の都市で100万人を対象に中国人のニーズに関する調査、中国での性能試験を行なったうえ、最大限に中国人消費者の需要を満たすよう、車両の性能、燃費、外観、車体の色、内装、サイズなどの各方面を改善した。

小型車戦略以外に、トヨタはハイブリッドテクノロジーの現地化を加速していることを明らかにした。2011年10月に、トヨタの豊田章男社長はトヨタ自動車研究開発センター(中国)有限公司の着工式の席上で、2015年までに国産ハイブリッドエンジンを搭載する車種を開発し、一汽トヨタと広汽トヨタでの販売·生産を実現すると表明した。上海ショーに出席した内山田竹志副会長は、この成長する中国には必ず近い将来、ハイブリッドカーが必要になってくると確信していたとコメントし、トヨタの中国研究開発センターでは新エネルギー研究開発施設及びテストコースが今年の秋に竣工できることを明らかにした。

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