知的財産ニュース アウディが中国で6つの研究開発センターを設置、新車種導入を加速

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中国市場の高まりつつある研究開発の需要に対応するために、北京·三里屯にあったアウディ研究開発センターは北京798芸術エリアに移転された。今後はアウディの中国総本部も入居する予定。国内他都市に設置された5つの研究開発センターを加え、中国で6つの研究開発センターを抱えるアウディは、新車種導入を加速させる方針を固めた。

アウディの最高経営責任者（CEO）、ルパート·シュタートラー氏は、「北京を研究開発の中心地とするのは、中国顧客との距離を一層縮めたいためだ」と語る。6つの研究開発センターを設置したことにより、アウディは車体や動力システムなどの面で、中国消費者のニーズに絞った開発を進めることができるようになる。

中国への新車種導入の加速も可能になる。アウディは年初に、傘下の42車種の全てを2015年までに中国に導入すると発表した。今年は10車種を導入する予定。「研究開発センターは技術面の強力サポートとなる」と業界関係者が指摘している。