知的財産ニュース アップル、「iWatch」の商標登録を各国で出願、中国では困難?

2013年7月4日
出所: 中国新聞網

ipshow_BID_3800.html

米アップル社は今、日本、メキシコ、台湾地区など世界各地で多機能腕時計「iWatch」(アイウォッチ)の商標登録を出願していたことが明らかになった。同社が腕時計型端末を発売するとのうわさが勢いを増している。

しかし、中国本土では、他社が登録した「iWatch」の商標登録は存続期間が終了して無効になっているが、よく似た「iWatching」の商標登録は今なお有効だ。つまり、iWatchの中国進出に当たっては、トラブル発生の可能性もあるということだ。

中国商標局の公式サイト、「中国商標網」で確認したところによると、「iWatch」はこれまでに企業9社により登録され、うち3社は「腕時計」および「コンピューター周辺機器」の分類での登録であった。アップルのiWatchの分類とかちあうが、同サイトによれば、これら3社の商標は現在無効の状態だ。このほか、類似の商標では「iWatching」の商標が台湾企業により「コンピューター周辺機器」の分類で出願し、登録され、存続期間内にある。

この件につき、アップル中国法人に取材したが、コメントはもらえなかった。

本ページに関するお問合せ

ジェトロ・北京事務所 知的財産部
Tel:(+86)10-6528-2781(日本語可)
E-mail: PCB-IP@jetro.go.jp