知的財産ニュース 上海国際技術輸出入取引会が開幕

2013年5月8日
出所: 東方網

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国内初の技術貿易に特化した国家レベルの総合的な展示会「中国(上海)国際技術輸出入交易会」が8日、上海市内で始まった。モノのやり取りに加えて、知的財産権など技術分野の貿易を後押しする狙いで、世界31カ国·地域から約319社の企業が出展し、その中には世界トップ500入り企業23社も含まれている。

同交易会は国務院が承認した中国四大交易会の一つであり、国内初の国家レベルの国際的な技術展示会でもある。主催は商務部、科学技術部、国家知識産権局、上海市政府。従来の技術展示会と区別するため、同交易会では技術取引サービスのシステム構築、技術取引の産業チェーン全体をカバーするサービス内容の提供に力を入れており、これまでに800件近い技術取引プロジェクトが集まった。このうち約500件はすでにサイトで情報が公開されている。

中国の交易会では、中国製品を海外に売り込む場として広東省広州市で1957年から続く「中国輸出入商品交易会(広州交易会)」が有名だ。中国政府は昨年から北京で「中国(北京)国際サービス貿易交易会」を始めるなど、サービスや技術など貿易の裾野拡大を目指している。

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