知的財産ニュース 国内初の知的財産権オンライン取引サイト、正式運用を開始

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上海でこのほど開催された中国国際技術輸出入交易会で、コンサルティング会社、聯瑞集団は自社の運営する知的財産権オンライン取引サイト「中外知的財産権網」（ http://www.wtoip.com）が正式運用を開始したと発表した。

権利者や企業、投資者に開放的な取引の場と関連サービスを提供する国内初の知的財産権専門のオンライン取引サイト。運営会社の聯瑞集団は広州、南京など国内70数都市で支店を抱える。同社の謝旭輝総裁によると、2008年の世界金融危機以降、国内中小企業の知的財産権に対する需要が高まっている一方、先進国の中小企業や発明者から一部の多国籍企業まで中国に技術を輸出しようとする意向を示している。これらの企業や権利者に取引、認証、評価、代理、担保融資を含めたワンストップサービスを提供する狙いで同社は「中外知的財産権網」を開設した。

同サイトの独自サービス「知企通認証」は、ユーザーの身分情報や知的財産権の有効性などについて認証を行なう。真実性が確認されたユーザーはオンラインシステムを通じて取引、融資などのサービスを利用することができるという。