知的財産ニュース スパコンの世界ランキング、中国が開発した「天河2号」は世界最速に

ipshow_BID_3738.html

スーパーコンピューターの計算速度を競う世界ランキングが先日発表され、中国が開発したスーパーコンピューターが計算速度で世界一となった。このほか、「トップ500」にランキングされた中国大陸のスパコンが65台に上っている。

アメリカやドイツの専門家が行っている、スーパーコンピューターの能力を比較するプロジェクト「トップ500」の結果によると、中国国防科学技術大学が開発した「天河２号」はピーク値の計算速度が1秒間に5京4900兆回、継続計算速度が一秒間に3京3900兆回の性能をもってトップとなった。現在「天河2号」はすでにバイオ医薬、新素材、エンジニアリングデザインとシミュレーション分析、天気予報、気候シミュレーター及び海洋環境研究、デジタル·メディアとアニメ·漫画の設計など多様な分野に応用されており、数多くのユーザーにサービスを提供し始めている。

中国にとって、2010年「天河1号」が初めて首位になったのに続き、今回は2回目の首位となる。中国の技術力の向上が世界に注目される。