知的財産ニュース 携帯電話用の特許検索システム、本格運用開始

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中国専利信息センターが開発した移動端末専利検索システムは4月26日、本格的な運用を開始した。携帯電話でも特許などの情報を検索できるようになった。国家知識産権局が同日に行なった開放日イベントで発表した。

同センターの責任者によると、同システムは中国を含めた世界各国の特許情報を検索することができ、発明の名称と概要など情報のオンライン翻訳も利用できる。ユーザー登録すれば、全文の閲覧や特許情報の購読もできるという。一般市民が対象の特許知識普及や、企業による特許情報調査、審査官のモバイルオフィスなどの分野での活用が期待される。

当システムは当面、Android搭載端末でしか利用できない。アップルのIOS、マイクロソフトのWIN8で稼働するアプリケーションは現在開発中だという。