知的財産ニュース タオバオが2012年度の模倣品摘発状況を発表、侵害情報8700万件削除

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大手ショッピングサイト、タオバオ（淘宝）は16日、2012年の模倣品摘発状況を発表した。昨年にタオバオは権利侵害商品に係わる情報8700万件を処理し、店舗経営者延べ95万人に対し処罰を与えた。今年にタオバオはオリジナルブランドへの支援を強化し、ブランド育成による知的財産権保護を推進する方針で、通年で10万店舗を支援する見込み。

また、今年に規定違反の点数が24点に達した店舗について、2014年の新年度はその点数を消さないようにし、期限延長により処罰を強化することにしている。このほか、タオバオは今年1月1日から図書、録音録画、電器、化粧品、アパレル、靴、腕時計、ベビー用品などを対象に模倣品摘発の特別行動を実施している。

タオバオは昨年12月14日、「権利保有者と直接協議するなどサイト浄化へ目覚ましい努力がなされた」と評価され、米国通商代表部（USTR）の公表した「悪名高き市場」リストから外された。