知的財産ニュース 中国の珠算、無形文化遺産に登録

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アゼルバイジャンで4日開かれた国連教育科学文化機関（ユネスコ）の無形文化遺産政府間委員会会議で、中国の「珠算」が無形文化遺産として認められた。

「珠算」とは、そろばんを使って、数字の計算をする伝統的な方法で、中国では羅針盤、火薬、紙、印刷術と並んで「5大発明」とも称され、すでに中国国家級無形文化遺産に登録されている。

ユネスコの無形文化遺産にはこのほか、日本が申請していた「和食」、韓国が申請していた「キムジャン」の登録も決まった。

中国は2009年から珠算の無形文化遺産登録を目指していた。