知的財産ニュース 深セン市三次元ディスプレイ技術産業連盟、パテントプールを設立

2013年7月22日
出所: 中国網

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三次元ディスプレイの産業チェーンが整備されている深セン市は、国内最多の三次元ディスプレイ特許の保有数を誇っている。深セン三次元ディスプレイ産業連盟の戈張·総裁によると、同連盟はパテントプールを構築し、連盟の技術を取り入れた製品の国際市場進出を支援するとともに、国内関連企業と研究機構の加盟を呼びかけて連盟を拡大する方針を固めた。

7月18日に発足した深セン三次元ディスプレイ産業連盟に、深セン超多維光電子有限公司、華星光電、清華大学深セン研究生院、深セン創新投資集団などが加盟している。それぞれの優位性で相互に補い合い、産学研共同の研究開発で重要技術を取得し、技術·製品·資本·人材の連動を実現することにより産業の構造転換、グレードアップを推進することが狙い。

連盟は特許の共有、クロスライセンスなどの方法でパテントプールを構築し、加盟の企業·研究機構による新技術開発を奨励することとしている。パテントプールの特許は今年、200件以上に達する見通し。このほか、連盟は、中小企業の技術開発、成果移転を支援するインキュベーターとして、技術イノベーションの公共サービスプラットフォームを整備する予定。

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