知的財産ニュース 天津市、「大学科学技術イノベーション・プロジェクト」を実施、技術移転を奨励

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天津市科学技術委員会と天津市教育委員会がこのほど共同で打ち出した「天津市大学科学技術イノベーション·プロジェクトの実施に関する意見」によると、大学の研究成果を購入し、または産学研協力プロジェクトを実施する天津市の技術系中小企業は今後、契約額の10％にあたる最高50万元の補助金を、外国の技術成果を導入する場合、最高100万元の補助金を受け取ることができる。

「実施意見」には職務発明で取得した収益の分配に関する奨励策、大学関係者の創立した技術系中小企業を対象とする税収優遇策、大学による科学技術成果移転機構の設立への支援策などが盛り込まれている。科学技術パークを設立した大学には100万元から300万元の補助金を交付されることになる。

「実施意見」ではまた、2015年までに20の科学技術移転センターを設立し、成果移転の数が4000件以上に達する目標が掲げられた。