知的財産ニュース 上海に続き、天津市、広東省、浙江省などで自由貿易区が申請ブーム

2013年11月28日
出所: 経済参考報

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国内初の自由貿易試験区が上海に誕生した後、天津市、広東省、浙江省などで自由貿易区の申請ブームが起きた。天津市の宗国英副市長(浜海新区区長)は27日に行われた当地の両会(浜海新区の第2次政治協商会議第1回会議と第2期人民代表大会第1回会議)で、同区の政府活動報告を行う際、自由貿易実験区の積極的な建設を2014年の重点活動に組み込むことを明らかにした。天津浜海新区の東疆自由貿易区は最も早く申請を行った区であるため、これまでずっと2番目の自由貿易区の座を獲得する「本命」とみなされてきた。

天津浜海新区の東疆自由貿易区は天津港が投資し、海を埋め立てて建設した東疆保税港区第1島(東疆一島)にある。現在、同島の30平方キロメートルの土地は基本的に開発が完了した。天津はすでに東疆二島の建設計画をスタートさせており、今後5年以内に500~600億元を投じて40平方キロメートルの埋立地を造成し、ここで保税港区から自由貿易港区へのグレードアップを実現するとしている。

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