知的財産ニュース 青島で複数の科技企業インキュベーターを設置、知財保護体制も整備へ

2013年10月17日
出所: 国家知識産権戦略網

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山東省青島市が所轄する各区·市は科学技術企業インキュベーターの建設を進めている。すでに総敷地面積464万平方メートルが完成し、企業1900社以上が入居し、就業者数が4万9000人に上る。青島市科学技術局が15日明らかにした。

青島市では2003年、初の国家級インキュベーターが国により認定された。同市はインキュベーターの建設規模と水準とともに国内をリードしている。2016年にインキュベーター総敷地面積が1200万平方メートルに達し、入居企業が1万社、就業者数が20万人に達する見通し。

市科学技術局は、2016年にインキュベーター入居企業による特許出願件数が4000件に、研究開発費の対売上高比が5%以上に達することを目指している。また、知的財産権保護体制を整備し、入居企業が同市の知的財産権創造の核心的な存在になるよう取り組むとしている。

同局関係者によると、青島市は当面、イノベーション資源の誘致、サービスプラットフォームの構築、投融資サービス体制の整備、仲介サービス能力の向上、革新創業文化環境の構築の5つの主要任務を中心にインキュベーター革新創業システムの整備に取り組んでいるという。

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