知的財産ニュース 北京中関村、米シリコンバレーでグローバルイノベーション基地を画策

2013年5月23日
出所: 中国新聞網

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2020年に世界的影響力を持つグローバル的な科学技術イノベーション中心地を目指す北京中関村は、目標実現に向けた一歩として、米シリコンバレーでグローバル·イノベーション基地を設立することを画策している。23日に行なわれた中関村イノベーション·フォーラムで、科学技術部の責任者が明らかにした。

同計画には、世界の最も優れた人材、資源、大学、企業をインターネットで繋がるプラットフォームと、イスラエル、英国など国家と北京や上海、深センなど国内都市が連携して築き上げるイノベーション基地の建設が含まれる。具体的運営を担当する機関として、官民共同の国際イノベーション組織は現在、設立準備中だと言う。

中関村は中国初の国家レベルハイテク開発区と国家自主イノベーションモデルパークで、その産業規模は全国88の国家レベルハイテク開発区の総計の7分の1を上回る。中関村入居企業の昨年の総売上高は2兆4500億元。2015年に戦略的新興産業の総売上高が2兆5000億元を超え、北京市の戦略的新興産業全体の70%以上に達する見込み。

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