知的財産ニュース 武漢市、特許保険普及に注力、保険金は最高25倍に

2013年10月31日
出所: 中国知識産権資訊網

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武漢市は特許保険の普及に注力している。すでに「大漢口」、「金運レーザー」など企業10社が特許保険に加入した。権利が侵害された場合、企業は最高で保険料の25倍に当たる賠償金がもらえる。このほど同市が開いた「特許保険パイロット事業推進会」で分かった。

武漢市は第1陣のパイロット事業を実施する10数都市の1つとして、今年は「権利実行保険」を打ち出した。加入すれば、権利を保護するための調査費や公証費、弁護士費用などが保険会社から支給されるようになる。専利(特許、実用新案、意匠を含む)1件の保険料1200元にあたる保険金額は3万元。最高では2400元の保険料を支払い、6万元の保険金を請求することができる。

市知識産権局はパイロット事業実施中に、特許保険の加入企業に保険料の7割で最高10万元の補助金を提供することとしている。

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